書くことに対して自由になれた本 「書く習慣」
昨年は思ったよりもブログを書けず、
今年こそはもっと書きたいなと思いこちらの本を読んでみました。
こちらの本は、例えば起承転結が〜と言ったような書き方の実践的な本ではありません。
作者いしかわゆきさんの実体験をもとに、書くとこんないいことがあるよ、難しいこと考えないで書いてみようよと伝えてくれる、いしかわさんの書くことへの愛を感じる本です。
あなたの、そしてわたしの、書きたいと思う気持ちをそっと後押しするべく、優しく語りかけてくれます。
書くとは文章とはこうあるべきであると言う思い込みや、こんなこと書く意味があるのかこんな文章誰が読見たいと思うものかといったネガティブな感情から解き放ってくれます。
何かにつけて書かない理由を探してしまう人に、もっと気軽に自由に書こうと勇気づけてくれる本でした。
特に私が勉強になった点は、作者いしかわさんは帰り道の10分をスマホで日記を書く時間にあてていたということです。
私はパソコンのキータイピングがそれなりに速く、スマホで文章を書くのはそれに比べると遅いです。
スマホで文字を入力するのは友人とやり取りする短いメッセージくらいで、ブログのような長い文章はパソコンで書くものだという固定観念がありました。
そちらの方が効率がいい、と。
また文章を書くのは時間がかかるもので、しっかりまとまった時間がないと書けないと思っていました。
下書きに入れていると忘れてしまうし、勢いがないと書けない、下書きに入れたものの続きを書くのは過去の自分の文章を読まないといけなくて気恥ずかしいから…。
(いまも長いこと下書きに入ったままのものがいくつもあります…)
パソコンを立ち上げるのは手間だし、それなりにまとまった時間が取れたときじゃないとブログを書けないと、
そんなブログを書くときのルールをなんとなく作ってしまい、自分でブログを書くことへのハードルをあげてしまっていたのです。
この本を読むうちに、キチンと・正しく・適切な方法で書くことよりも、
とにかく書いてみる・どんな文章でも書き上げることが大事ではないかと気づきました。
そう思うと、スマホはいつも近くにあり、書こうと思ってから実際に書き始めるのになんの準備も必要ありません。
スマホでは短いメッセージしか書き慣れてないのであれば、スマホの手軽さを活かして細切れに書くのを繰り返せばいい。
別に最初から長文を書く必要はどこにもなくて、一文二文程度の量を書くのを繰り返せばいい。
なんて便利なんだろう!
すぐにスマホにブログアプリをいれ、ふと思いました。
アプリを入れたはいいけれど、実際いつ書く?
今は在宅勤務が多いため通勤時間もそんなにないし…
このままだったらアプリを入れただけで満足してやっぱり書かないのでは?
そこで、なんとなくテレビやYouTubeを見ている時間に、「ながら」で書いてみることにしました。
テレビやYouTubeは他に何もできないほど真剣に見ていることが少なく、また、1日の中で意外と長い時間過ごしています。
画面を見ているときはブログアプリを開く!と決め、いざやってみると、これがどうも私のライフスタイルに合っていたようで。
最近では、ゆっくりくつろぎながら画面を見ていると、
あ、ブログを書こう、と自然に思えるほど条件付けされてきました。
たしかに一度に書ける量は少ないですが、何度も繰り返すことでなんとか記事を書き上げることができています。
この書き上げたときの達成感を今年1年通して感じられるように頑張ります!
また、本の巻末にこのお題で1ヶ月書いてみようといった30個のテーマを準備してくださっていました。
毎日書き上げるのは難しいかもしれませんが、コツコツ取り組んで全てのテーマについて書き上げたいと思います。
おわり